技術情報
TECHNOLOGIES
当社の製品開発は、
・原料メーカー様
・成型加工メーカー様
・成型品を使用いただくお客様
からいただいたご提案からはじまります。
「総合シートメーカー」である自社の知見、技術で開発に取り組む一方、「総合シートメーカー」の立場からお取引先様である上記メーカー様やお客様とチームを作り、数社合同での開発も行っております。
また、新製品の開発だけでなく、既存製品の品質向上や低コスト化提案も行っております。
■PP
シール容器のフタの開封性を向上
内容物の容器との剥離性を向上
■PS
環境負荷を低減するため、リサイクル原料100%の開発
■BOPS
食品容器のフタで要求される曇り止め効果の改善
■PSP
低温域での耐衝撃と高温域での剛性を同時に向上させたシートの開発
■厚板
シート押出加工と同時に透明板の意匠性を向上
LEDの拡散板に採用できるレベルまで透明板の光学特性を改善
当社は、ISO9001の認証を取得しており、これに基づいた継続的改善活動を実施しております。
出発は、クレームの削減でした。
それも2年で70%の削減を達成することが出来、80%の削減も視野に入ってきました。
これは、製品品質におけるPDCAサイクルが円滑に回り始めたおかげでした。
ここで、やっと「当たり前品質」のレベルに立つことが出来ました。
今度は「魅力的な品質」を作り出していくことが、継続的改善の究極的目標であります。
製品品質だけに拘らず、全ての活動の品質(質)を、PDCAサイクルで向上させていく。
これらを断片的ではなく、横断的に管理する「品質管理システム(Quality Management System)」へ昇華させていきます。
「魅力的な品質」を身近に提供できる。そんな「なくてはならない存在」へ。
プラスチックシートのトップメーカーとしてイノベーションに挑戦します。
1)製品検査は、工程検査と最終検査(品質検査)の2段階で実施しております。
2)異物検知器や厚み計を設置し、常時監視を行っております。
3)特殊検査に対応すべく、様々な分析・測定機器を揃えております。
・FT-IR:物質分析
・万能試験機:引張・圧縮・曲げ・剥離試験に対応
・衝撃試験機:デュポン式衝撃試験機(-40~50℃)、落球試験機(常温)
・拡大鏡:2500倍まで観察が可能 など
食品用のシートは、食品衛生法の容器包装規格基準に適合しており、食品容器包装用途に使用が認められた製品です。
年々増加する使用禁止物質や使用管理物質に対応すべく、使用する原料において、都度含有情報の把握とそれに付随する適切な対応を実施しております。
「魅力的な品質」を目指し、食品業界や医療機器業界に対応する衛生管理を確立すべく検討を行っております。
食品の包装材を主として製造する当社は、きれいな地球を守りたいとの思いで活動してまいりました。
「きれいな地球を我々の子孫に残す」ために、新たな環境保全指針を定め、省エネ、省資源により、CO2の削減を実行してまいります。
共栄産業株式会社及び共栄樹脂株式会社はこの度、2024年10月に持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証を取得しました。
本認証は、マスバランス方式によりバイオマス原料や再生原料を適切に管理されていることを担保するものです。 当社は、ISCC PLUS認証取得拠点において、ISCCの最新規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し、宣言します。
■ ISCC PLUS認証取得拠点 ■
共栄産業株式会社 大阪本社
共栄樹脂株式会社 福井工場
共栄樹脂株式会社 本社工場
新技術の積極採用や新発想により、工場でのエネルギー消費量の削減を実施します。運送方法や積載効率の見直しにより、工場外での削減も実施します。
プラスチック資源循環促進法に基づき、3R(リデュース・リユース・リサイクル)をさらに推進し、環境に配慮した積極的な製品開発を目指します。
従業員一人ひとりの意識の中に環境問題が自然に醸成されるよう、従業員環境教育をしていきます。
・工場周辺の清掃活動
・社内省エネ推進会議開催
・社外環境セミナー等への参加